中央アフリカ首都で戦闘、虐殺も 1週間で

米国のケネディ駐日大使は30日、山本一太科学技術担当相と内閣府で会談し、「宇宙や科学技術イノベーション(革新)など、日米が協力できる分野はいろいろある. ぜひ一緒にやっていきましょう」と呼びかけた. 山本氏が会談後、記者団に明らかにした. ケネディ氏は温泉の素晴らしさなど日本の文化についても話したという. 山本氏は記者団に「ケネディ大使は本当にチャーミングな方だと思う. 発信力もあるし、いま日本に来てくれたのは我々にとって大変に幸運だ」と絶賛した. ラグビーの関東大学は20日、4試合があり、対抗戦では昨季ともに優勝した帝京大と筑波大が対戦し、帝京大が筑波大を下し、開幕4連勝とした. 1勝3敗となった筑波大の2連覇はなくなった. リーグ戦は立正大が日大を破って今季初勝利.

プレトリア=杉山正】中央アフリカが、治安悪化の一途をたどっている. 3月に武装勢力の攻勢で、大統領が国外へ脱出し、宗教対立に発展. 首都バンギでは1週間で500人以上が殺害された. 旧宗主国のフランスが軍部隊を派遣した. 3月、イスラム教徒主体の武装勢力の連合体「セレカ」がバンギを制圧. 指導者のジョトディア氏が大統領への就任を宣言した. ジョトディア氏はセレカの解散令を出したが、武装解除に応じない勢力が軍閥化した. 9月ごろから、キリスト教民兵組織「アンチ・バラカ」が武装闘争を開始. 周辺のチャドやスーダンなどの武装勢力も入り込み、事態を複雑にしている. 比較的平穏だったバンギでも今月5日に大規模な戦闘が始まった. 住民の虐殺、イスラム礼拝所の破壊などが発生. 国連によると、バンギだけで新たに10万人以上が教会や空港などに避難した. 国民の半数が緊急援助が必要な状態だという.