米国、戦略核300発に削減案 現在は18

日曜日は店が早く閉まる英国だが、ロンドン五輪パラリンピックが開かれている7月末から9月上旬までは日曜日も夜遅くまで買い物を楽しめそうだ. 期間中の観光客がもたらす商機を逃すまいと、英政府が日曜日の営業時間規制を緩和する方針を決めたためだ. 商店は元々、日曜日の営業を原則禁止されていた. 1994年施行の「日曜営業法」で認められたが、大型店舗で「午後6時までの1日6時間」といった規制がある. だが、五輪観戦などで「世界中から来る観光客が7億5千万ポンド(約900億円)を英国に落とす」との試算もあり、開幕直前の7月22日からパラリンピックが閉幕する9月9日までの8回の日曜日について、営業時間規制を大幅に緩和するという. 一瞬、何事かと身構えた. メディア用の2階建てバスでロンドン市内の五輪会場に入った時のこと. 急に止まったと思ったら、入り口から2人の兵士が乗り込んできた. 1人は2階に駆け上がり、もう1人も座席の下をのぞき込み、鍵付きの扉まで開いてチェックしている. 抜き打ちの検査らしく、ひとしきり歩き回った後、何事も無かったように降りていった. 7年前の五輪決定翌日に同時テロを経験したロンドンでは、安全面への緊張感を強く感じる. たとえば高いフェンスで囲まれた会場に入る時. プレスカードを提示するとバーコードを読み取られ、パソコンに表示される記者の情報と照合される. 空港にあるような機械を通り、荷物はX線に通し、ようやく中に入れるシステムだ. 今回が特に厳しいわけではないらしいが、「平和の祭典」とのギャップへの戸惑いはある. ただ、街中にいる人々は、あまりそんなことは気にしていないようだ. ロンドン郊外の街、コベントリーでなでしこの初戦があった翌日、駅で男性から「良い試合だったね」と話しかけられた. 開幕したら、こんな会話があちこちで聞ければいいな、と思っている. (山本奈朱香). AP通信は14日、「核兵器のない世界」を目指すオバマ米政権が、戦略核弾頭の配備数を300~400発に減らすことを選択肢の一つとして検討していると報じた. この数は1950年当時の水準という. 選択肢はほかに二つあり、最終決定には至っていない. 米国は、爆撃機大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載できる戦略核弾頭を昨年9月時点で1790発配備. ロシアとの核軍縮条約「新START」で、2018年までに配備数を1550発以下にする方針だ. オバマ政権はさらなる核軍縮に向け、戦略核をいかに減らすかを検討. AP通信は元政府当局者と米議会スタッフの話として、政権が今後の配備水準として、1千~1100発、700~800発、300~400発の三つの選択肢を検討しているとした. 福島の84幼稚園、東電に賠償請求 計6億